古山 有則

26歳🐼軟式野球国体優勝✖️某税理士法人勤務✖️読書1000冊読破📚🐱 ふと立ち寄った書店で、1冊の本と出逢い人生一変。メンタルトレーナー。読書を通じたメンタルトレーニングを行い、あなたの人生を色鮮やかに。

【私と他人を比べるのは、なぜいけないのか?】

「私」と「他人」

 

あなたも1度は、私以外の誰かと自分を比較したことがあるだろう。

その結果、

優越感に浸ったり、悲壮感を感じたりしたはずだ。

「比較してしまう」という人は多い。

 

「人と比較してしまうことがありますか?」

と10人に質問したところ、5〜6人は、「しています」と現在進行系答える。

2〜3人は、「しません」と答えるが、その人のSNSや言動を考えると

比較していないことは到底信じられない。

おそらく、表面で繕っていると容易に推測できる。

本当に、他人と自分を比較しない人というのは、1割〜2割の人だ。

 

なので、私たちは、80%の人が、「比較しちゃう」わけなんだが、

比較するのがなぜいけないのか?

今回は、他人と比べて落ち込んでしまう人向けに書いていこう。

 

その理由というのは

比較する対象が、その分野で長けている人」だから。

 

私の経験談を話す。

高校時代に数学が大の苦手科目だったが、一所懸命に努力して勉強を頑張った。

その結果、200満点で150点を取ることができた。

平均が120点だったので、高得点だ。

しかし、ここで私は落ち込んでしまった。

それは、なぜか?

数学の得意で170点取っている人と比べてしまったから。

 

ここでのポイントは、「比較する人が、数学の分野で長けてる人」という点だ。

 

また、体育な苦手なクラスメイトは、

「俺なんて、全然ダメだよ・・・」と、体育で成績5しかとったことがない私と比較して、自分のことをダメだという。

 

また、最近では、好きな作家さんの本を読んだ時だ。

テーマが「語彙力」で、自分が聞いたことがない語彙ばかり使われており、

自分の語彙力の無さに落ち込んだ。

たくさん本を読んできたのに・・・・

しかし、作家のプロフィールを読んでみると、「比較対象は、大学時代に、1万冊読む、その後も本を読み続けている文筆家」だ。

 

比較して落ち込んでしまう真面目で不器用な方・・・

 

あなたの比較対象が間違っていると断言する。

 

あなたが比較している相手は、

・あなたが努力だと思って歯を食いしばっていることを、好きで楽しんでいる

・やめなさいと言われても、隠れてやっちゃう

という共通点がある。

 

そんな相手を、引っ張り出してきて

同じ土俵で、戦う?って、

あなたは自ら傷つけにいっているのかな?

 

比較は怖いんだ。

あなたが真面目すぎちゃうから。

InstagramなどのSNSで、友人の幸せなところの見て

落ち込んで大事な休日を過ごす・・・なんてこともあるだろう。

 

でも冷静になって考えて見よう。

SNSに投稿する写真、記事って、「キラキラ」「充実」が相場じゃない?

 

休日に、家でジャージを着て、干物オンナになっている姿を、SNSに投稿している人がどのくらいいるだろうか?

おそらく1割もいないだろう。

 

人生で輝いている瞬間を切り貼りした写真と

 

自分を比べる必要なんかないでしょ。

 

ただ、あなたが真面目すぎて、不器用で繊細で敏感なだけ。

 

人と比べるな、自分の人生を生きろ。

あなたの人生を他人から見たら、すごく輝いている。

 

その輝きを、「比較」にとって、濁らせるのは勿体無い。

 

さて、それでも他人と比較したいなら、ご自由に、存分に比較してほしい。