【限界という言葉が作り出す恐怖】
「限界」
限界というのは、思い込みであることが分かっている。
根拠は?
あるアスリートに協力してもらい「限界」を研究した実験がある。
アスリートが限界と思った段階で、検査をすると
肉体的には「限界」にはまだ達してしないということが分かったのだ。
つまり、脳が「限界」と思い込んでいるが、まだまだ本来の
限界はまだまだ先のところにあるということなのだ。
私たちは、自分に勝手に「限界」を作ってしまう。
自分は、まだまだ成長できるということさえ知らずに。
限界と感じたら、大抵の人はやめる。
やめることが正しいという認識。
しかし、あなたが
【自分が「限界」と感じた先に限界が存在することを知り、まだまだ1歩踏み出せる】という知識を持ち合わせていたら?
アンソニー・ロビンズ「一瞬で自分を変える法」という本に興味深い話が書かれていたので紹介する。
- 作者: アンソニーロビンズ,Anthony Robbins,本田健
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本
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授業中に居眠りをしてしまった学生がいた。
授業の最後に目が覚め、黒板に書かれた2問をノートにメモをした。
学生は、この問題を授業の宿題だと思い、帰宅後解くのに専念した。
難しかったため、2問中1問しかできなかったが、先生に宿題を提出した。
すると、先生は驚愕。
それは、決して解くのが不可能と言われる問題だったのだ。
ここで重要なのは、
この学生がこの問題を「不可能の問題」と知らなかったという点に集約される。
もし、事前にこの問題を解くのを不可能と教えられていたら結果はどうだったのだろうか。
チャレンジすることさえしなかったのではないか?
仮に問題に向き合って見ても、「解けなくても大丈夫」という意識で
解けることはない。
この学生は、いつもの「宿題」という認識で、この問題と向き合っている。
授業を踏まえた問題だから、「自分にも解ける」という意識なのだ。
あなたは自分の思っている以上に力を発揮することができる。
自分が思う限界が、そのまま限界ということは、ないということ。
これさえ伝わっていれば御の字だ。
あと1歩。
その1歩の前進が己の成長に導く。
限界だなと思ったときに思い返してほしいことは、1つ。
限界だなと感じてからが正念場だ。
それまでは、あなたを成長させるお膳立てに過ぎない。
以上を踏まえて、1歩踏み出すかどうかは、あなたが100%決めていい。