【やめたいことは、手数を増やせ。】
あなたは、「やめたいな、控えたいな」と思う「行為」はありますか?
例えば、
・仕事から帰ってきて、 SNSを必要以上に見てしまう
・ダイエットしているのに、夜中に甘いものを食べてしまう
・早起きして、ランニングしようと決めているのに、布団から出られない
など、どうでしょうか。
そんな悩みを抱えているあなたには、必見の記事です。
それでは、今回も単刀直入にいきましょう。
「やめたいこと」をやめるには、【手数を増やせ】。
今回の記事は、これに尽きます。
【手数を増やす】というのは、簡単にいうと、「めんどくさくしろ」ってことです。
例えば、
SNSを見るという行為を、少しでも減らしたいと思っている方を想定して考えていきましょう。
実際、スマホを見ていると、「もうこんな時間か・・・」って思う人は多いと思うます。
私自身、風邪を引いてしまい、家で寝込んでいる際に、YouTubeを見ていたのだが、平気で1日を潰すことができた。
「あれ、もう夜?」って思ったのを今でも覚えている。
「SNSを見る」という「行為」を一旦分解して考えてみる。
通常の流れが
「スマホを開く」
↓
「トップの画面にあるSNSのアプリを押す」だと思う。
これを複雑にすると、
「スマホにロックを設定する」
↓
「スマホを開く」
↓
「最後のスライドにSNSのアプリを移動しておく」
↓
「SNSをまとめてカテゴライズしておき、タイトルに使用を控えると書いておく」
↓
「SNSのアプリを押す」
いかがだろうか。
「SNSをすぐ開いてしまうのは、スマホを触ってからSNSのアプリを押すまで
手数が少ない」という仮説を立て、
その原因が防ごうと、SNSを起動させるまでの「行為」を複雑にした。
実際、私自身も実行してみたのだが、
「めんどくさい」と思い、無意識で、SNSに触ろうとすることが
急激に減った。
「やめたい」ことは手数を増やすと、途中で、
「思い留まり」やめる可能性が増加する。
ちなみに、こんな研究も、私のことを支持している。
【実験内容】
試食調査の協力者たちに24枚入りのクッキーを渡す。
「Aチーム」
むき出しのクッキーが入っている箱を渡しました。
「Bチーム」
1枚1枚、クッキーが包装されている箱を渡しました。
【結果】
「Aチーム」
平均して6日間でクッキーを完食しました。
「Bチーム」
平均して24日間でクッキーを完食しました。
以上の研究から、
「必要な行為の数が減ると、行動が早まり
必要な行為の数が増えると、行動がゆっくりになる」ことが分かった。
さて、この記事を読んで
あなたの生活にどう活かしますか?
やりたいなと思うことは、「行為の数」を減らす。
やめたいなと思うことは「行為の数」を増やす。
自分の達成したい目標に活用してみよう。
今回は以上です。