古山 有則

26歳🐼軟式野球国体優勝✖️某税理士法人勤務✖️読書1000冊読破📚🐱 ふと立ち寄った書店で、1冊の本と出逢い人生一変。メンタルトレーナー。読書を通じたメンタルトレーニングを行い、あなたの人生を色鮮やかに。

【チームを勝利に導けなかった・・・。監督、コーチを新たに始める方へ】

先日、10年来の親友から次の相談がきた。

「毎年、インカレでベスト8に行っているんだけど、今年は初戦敗退してしまった。自分が不甲斐ない。自分がプレイヤーなら、自分がもっと練習してうまくなればいいと前を向けるが、自分の教え子だから、もうどうしたらいいかわからない・・・」

私の親友は、

・監督歴1年

・根が真面目

・基本的になんでもできるタイプ

 

ちなみに、

「なんで試合に負けたと思う?」と聞いたところ

 

「なんで負けたかわからない・・・」と言っていた。

 

分析能力が長けている親友は、相当、責任を感じているみたいだ。

 

私は、次のように答えた。

「負けた原因がわからないのは問題だね。今モヤモヤしているのは、負けた原因が抽象的すぎて何に悩んでいるのか分からないという状況になっている。

まず、紙とペンを用意してみよう。

抽象的な悩みを、具体的にしてみよう。それだけで、原因不明のモヤモヤからは解放されるよ」

 

悩んでいるときに、紙に悩みを書くことで、

抽象的な悩み→具体的な悩みになる。

自分の悩みに向き合ときにぜひ、使ってみてほしい。

 

で、親友には次の声もかけた。

「忘れているかもしれないけど、監督1年生だよ?中学1年生や高校1年生の頃何ができた?失敗の連続じゃなかった?その経験をして、もっと、頑張ろうって思えるんじゃない?」

 

親友は、ハッとしている様子だった。

何かにチャレンジするとき、誰しも1年生になる。

うまくいかないことの方が多いかもしれない。

 

私も、中学1年生の野球の初試合、初打席は忘れもしない「三振」だった。

その悔しい経験が、自分を奮い立たせる。

 

「負け」や「失敗」を経験できるときに、たくさん経験しておいた方がいい。

 

経験せずに、「負け」や「失敗」に直面すると、大きな挫折にまで発展する。

 

監督1年生の彼には、是非コーチングの勉強をしてほしい。

 

彼は、心底真面目の男だから、この壁を簡単に乗り越えてくれると思う。

いつか彼とコーチングについて

対談動画を撮りたい。