【八方美人歴10年。八方美人から引退しました。】
あなたは、本音を言える仲間っているだろうか。
私は、10年前に、人のことを信じられなくなってしまった時期がある。
たくさんの友人がいるのに、自分が必要とされていないと錯覚に陥ってしまった。
休み時間の笑い声が、自分に向かっているのではないか?
と不安になってしまう。
友人との交流関係は、広く深くのつもりだったが
本質的にみると、広く浅くだった。
普段から、相手から連絡来るってことはあんまりなく、自分から特に用もなしに
寂しさを紛らわすような連絡を繰り返していた。
中学、高校のころは、周りともっと仲良くなりたいと思いが強く、
意味もなく、メールアドレスを変更して
「迷惑メールが多いので、変更しました」とメールを送り
「了解」ときたメールから、話を無理矢理広げるような「痛い男」だった。
嫌われたくない。
みんなから好かれたいって思いが、非常に強い、承認欲求の塊だった。
その気持ちが強すぎて、
「八方美人」になり、周りの顔色を伺うようになってしまった。
怖かったんだ。本音を言うのがね。
800冊を超える本を読み
本のおかげで新たに100人ぐらい出会った人と話し
少しずつだが、着実に変わってきた感覚がある。
気づいたのが
人に好かれようと思ったら、「自分をもっと好きになって、愛して愛して愛しまくれ」と言うこと。
自分の感情を置き去りにしている「八方美人」が最も嫌われると言うこと。
嫌われたくないと思っていたのに、最も嫌われることをしていたことには
心底驚いた。
「八方美人歴10年」を経験した私が強い思いであなたに伝えたいのは
「本音を言えない関係なんて価値なし」ってこと。
なんでもかんでも、相手の顔色を伺って発言するのは
本当に辛い。
声が震え出してしまう。
もっと、あなたは「本音」で話していい。
「本音」しか言わないで突き進んでいくと、最短距離で「親友」に出会える。
あなたとは、本音で向き合いたい。